IPv4は、IPアドレスを32ビットで表現します。(例:192.168.1.1など)
組み合わせパターンを単純に考えると42億9496万7296個になります。実際には全てを割り当てられるわけではないので、使えるアドレス数はもっと少なくなります。世界の人口は約70億人なので、1人に対して1つのIPアドレスが使えません。
今後、スマホやパソコンなどの情報機器以外にIoT機器(TV、冷蔵庫など)がネットワークでつながると、IPv4では賄えないのは数年以上前から目に見えています。
そこで、IPv6の登場です。
IPv6は、IPアドレスを128ビットで表現します。(例:
fd01:1300:11bf:2121:21ba:83f1:ac7d:a5c9など)
組み合わせパターンを単純に考えると約3.4×10の38乗個になります。1兆で10の12乗のため、さらに1兆倍×1兆倍よりも多くなります。
全人類に1人当たりに1兆個のIPアドレスを付与しても、1%も使っていないことになるので、今の技術では実質使いきれないほどの桁数です。
ただ、一部事業者でIPv6の対応を始めましたが、ごく少数です。IoT時代はすぐ目の前なので今後IPv6への移行は加速していくと思われます。
■今日の名言
私は未来のことを考えたことはない。すぐに現実になるからだ。
byアインシュタイン
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