8/15にGoogle Chrome が FTP のサポートをやめると発表した。
参考URL
<https://chromestatus.com/feature/6246151319715840>名前のとおり、ファイルをサーバへアップロードしたり、ダウンロードしたりするための通信規格です。FTP の歴史は非常に古く、1971年の時点で、元となる仕様が公開され、現在の仕様になったのは1985年だ(参照:RFC 959 – File Transfer Protocol)。
ただ、FTP は、現在ではWebサイト管理者や一部の開発者でなければ利用しない技術となっています。(開発時にはよく使ったなぁ~)かつては、インターネット上の FTP サーバーで色々なファイルが配布されており、「ftp://~」でWebページなどにリンクが張られていました。
Webブラウザでは、ファイルのダウンロードだけではなく、ディレクトリへのアクセスもできました。その際はディレクトリ内にあるファイルの一覧が、リスト表示もされました。そのため、Explorer を操作するようにリンクをたどり、必要なファイルにアクセスできました。ファイルを配布するという目的では、非常に利便性が高いものでした。
ただ、すでにFTPは一部利用者を除き、必要のないものになってきました。また利用している人達についても、FFFTPなどの定番ソフトや機能に優れたFTPソフトもあり、ブラウザで実行する必要性がなくなっているのが実情です。
そのため、ChromeがFTPのサポートを辞めるのも必然的な対応だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿