2019年9月7日土曜日

GeoIP

GeoIP:Geolocation Internet Protocol Address

IPアドレスから、どこの国に属するのか調べるための物です。
なんでこの話題に触れているかというと、以下の記事でプロバイダによって見れるサイトが変わっているとの報告があったからです。

参考URL
https://hbol.jp/201099?cx_clicks_art_mdl=1_title

記事を簡潔に説明すると以下のとおりです。

・インターネットの世界では不要なアクセスを抑制するために、外部(例えば、外国)からのアクセスを遮断する仕組みがある。
・遮断の仕組みの1つにGeoIPを使ったものがある。
・GeoIPの無償版であるGeoLiteは2019年1月に廃止された。そのため、その後更新がされていない。
・旧ドイツのIPアドレスを最近日本の企業が取得した。
・古いGeoLiteを使っているプロバイダが、ドイツからのアクセスと判断し遮断している。

上記のため、アクセスできるサイトと出来ないサイトが発生している状況のようです。

これは、世界的なルールを共通的に使用しないと適切な動作をしないという典型的な例です。正直、プロバイダ側の対応不備だと思います。
しかし、ルール変更について知らないと対処できない例でもあります。こういったものは親切に誰かが教えてくれことは少なく、自分から情報収集しないと分からないことが多いです。また、システム開発者とメンテナンス担当が別ってことも良くあり、こういった基幹的な細かいところが引き継げてない事も多々あります。

大企業だと、こういった情報を専門にウォッチしていて、何か変更があれば全社に情報を流す仕組みがあったりしますが、それなりの企業でないと対処が難しい問題でもありますね。

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