何故、今USBの話題かというと、Windows10においてUSBの取り外しポリシーが「高パフォーマンス」から「クイック削除」に変更されたので、急遽この話題を取り上げました。
気にしている方はあまりいないかもしれませんが、これは非常に画期的だと思いました。(Microsoftもようやく、面倒だと気付いたか!)
今まで既定値では、USBメモリを外す際にタスクバーから「ハードウェアの安全な取り外し」を選択してから抜く必要がありました。しかし「Windows 10 1809以降のバージョン」では、「クイック削除」が規定値に変わったことにより、何もせずにそのまま抜いてOKになりました。
本当にそうなっているのか、実際に確認してみました。
USBのポリシー画面 |
はい。確かに「クイック削除」が規定値になってます。
もちろん、メリット・デメリットがあるので設定があるわけですが、正直、抜く際の面倒さが際立ってましたよね。または、何も気にせず抜いている方も少なからずいると思います。
■クイック削除
メリット:USBを抜く際に何もせずに抜ける。
デメリット:書き込みの際にキャッシュしないので、外部デバイスへの書き込み速度が落ちる。
■高パフォーマンス
メリット:外付けデバイスへの書き込みをキャッシュするので書き込みが速い。
デメリット:USBの取り外しでタスクバーから「ハードウェアの安全な取り外し」を選択してから抜く必要がある。
おそらく、USB3.0の普及で、書き込み速度についての懸念が減少したことがきっかけかなと思われます。
■USB2.0(2000年)
データ転送速度:480Mbps
■USB3.0(2008年)
データ転送速度:5000Mbps(5GBps)
まぁ、「ハードウェアの安全な取り外し」を知らずに抜いていた人も多いと思いますし、知らない人のために、規定値を変えるのはありかなと思います。知識として知っている人であれば、書き込み頻度が高い場合は「高パフォーマンス」、たまにしか使わないのであれば「クイック削除」で使い分けでよいのではないでしょうか。
※かくいう私もこの話題があるまで、ポリシーで変更できるとは知らず、面倒だけど毎回「ハードウェアの安全な取り外し」で抜いてました。
話が、USB規格についての話というより、今話題になっているUSB関連の話になってますが、必要に応じて、USBについても解説いたします。
■今日の名言
最初から、我々の目標は「すべての机と、すべての家庭にコンピュータを」だった。
byビルゲイツ
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