モンティ・ホール問題と同様に、直感的な確率と実際の確率で大きな差がある例として「誕生日のパラドックス」という問題があります。
Q1. グループで何人集まれば、誕生日が同一の2人(以上)がいる確率が、50%を超えるか?
Q2. 40人のクラスに同じ誕生日の人がいる確率は?
Q3. 40人クラスに自分と同じ誕生日の人がいる確率は?
それぞれの答えは、以下のとおりです。
A1. 23人
A2. 89%
A3. 10%
Q3以外は、かなり意外な答えではないでしょうか。
この問題のポイントは、グループ(またはクラス)の中で、誰でも良いから誕生日が同じ人の確率を求めることです。多くの人が勘違いしてしまうのが、Q1やQ2を「自分と同じ誕生日」で考えてしまうため、本来の確率と実際の確率が大きく変わってしまいます。
自分の感覚と実際の確率に大きな差がある場合は、見ているポイントが違うか、問題の条件を追加しているからかもしれません。
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