2020年7月29日水曜日

AIの進歩は頭打ち?

2o14年に10年後になくなる職業ということで、一時期、話題になったかと思います。
詳しくは以下参照。
<https://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925>

あれから6年経過しましたが、該当の職業で完全になくなりそうな物は今のところ1つもありません。(一部、銀行の融資担当などAIで置き換えるために人員削減や職種の転換が始まっているものもありますが、完全に廃止が決まったものはありません)

さて、どうしてかというと、以下のことが分かってきたからです。

■WIRED AIの進歩は頭打ちに? このままでは「膨大な計算量」が壁になるという研究結果が意味すること
<https://wired.jp/2020/07/28/prepare-artificial-intelligence-produce-less-wizardry/>

AIの進歩が目覚ましいのは、皆さん何となく感じていると思います。ただ、今、使われているアルゴリズムでは、これ以上の効率化が出来ません。そのため、AIで置き換えはできそうだが、実際にAIに置き換えた場合、非常にコストが高くなってしまうということが分かってきました。(つまり、AIで置き換えるより人を雇ったほうが、低コストな状態)

急激な変化を望まない人には朗報かもしれません。AI時代がやってくるのはもう少し先になりそうです。ただ、このあと革新的なアルゴリズムが開発されれば、一気に置き換えが進むかもしれません。

2020年7月18日土曜日

高校でSDGs学科容認

現在、教育の大改革中でありますが、高校の普通科も変わるとのニュースがありました。

高校の学科を規定する高校設置基準(省令)を改正し、2022年度からの導入を目指す。普通科の再編は、1948年の新制高校の発足以来初となる。

■高校普通科再編、新学科設置へ 中教審WG報告 SDGsや地域課題解決など
<https://mainichi.jp/articles/20200717/k00/00m/040/218000c>

我々親世代も未体験の構成となるので、子供たちに自分たちが経験したことを伝えるだけでは不足する世の中になりそうです。

2020年7月13日月曜日

TEPRO

先日「学校・子ども応援サポーター人材バンク」へ登録したのですが、東京都は、独自施策として「TEPRO」をやっているということで、TEPROへの登録をお願いするメールが来ました。

文部科学省の「学校・子ども応援サポーター人材バンク」は、今回の新型コロナウィルスで学校が休校になったことがきっかけで、人材バンクを開設しました。
東京都は、2019年7月からやっている独自施策です。学校のサポートをしたい人と学校側もサポートをして欲しいが具体的な伝手がないため頼めないというお互いのニーズをマッチさせる事業です。

こちらは、登録後に面談(今回は電話面談)がありました。

登録はできたので、力になれそうな案件があれば、是非チャレンジしてみたいと思います。

2020年7月6日月曜日

マイナポイント申し込み時の罠

7月1日からマイナンバーカードを持つ人に買い物などで使えるポイントを還元する「マイナポイント」の申し込み受付が始まりました。

しかし、そこに大きな罠が仕掛けられていました。
パソコンでの申し込みは、以下が条件です。

  • OS:Windows8.1,10
  • 対応ブラウザ:InternetExplorer11(以下IE11)

IE11!??? このシステム作った会社どこだよ?っと思うレベルです。

ちなみに、私は携帯開発の前に3年ほどWEB系のシステム開発をしていました。WEB系の開発で、一番ポイントになってくるのは、どのブラウザに対応させるか(動作保証するか)です。今は、昔ほど差はなくなっていると思いますが、同じプログラムでも、ブラウザによって見え方が違ったり、最悪動作が変わってしまいます。そのため、どのブラウザに対応するかは、必須要素であり要求仕様書に必ず記載があります。

そのため、リリース時にIE11のみ対応ということは、それを最初から要求してきたことになります。どこが問題かというと以下の状況があります。


  • 日本国内のWebブラウザ1位はChromeで60%超えの圧倒的シェア(世界的に見ても同程度)
  • IE11のシェアは10%未満の3位
  • Microsoft EdgeはIE11と同程度のシェアで2位
  • MicrosoftはEdgeの使用を推奨している


こういった一般的向けのシステムは、大多数に合わせるのがセオリーです。10年程度前であればIE系で60%以上のシェアを持っていたので分かります。ただ現在、IE11はシェア10%未満の実質マイナーなWebブラウザとなりました。そのため、圧倒的なシェアを獲得しているChromeやMicrosoftが使用を推奨しておりシェア2位のEdgeでもないという、普通に考えたらあり得ない選択をしたことになります。
(Web系システムだとシェア1位と2位を対応させるのが一般的。そうすると7・8割がカバーできるので、それで十分との判断。100%対応にしようとすると開発費が桁違いに上がる)

まともなシステム会社であれば、要求仕様書でIE11の対応が書いてあったとしても、Chromeを優先的に対応すべきと事情説明するのがお客様(今回で言えば総務省)への礼儀だと思います。Chromeを対応したうえでオプションでIE11をやるのは、まだよいです。ただ、先ほども記載したとおりMicrosoftはIE11を非推奨としているので「IE11には対応しない」が普通の判断となります。

昔は、IEは独自仕様が多数ありブラウザの標準仕様にも沿ってなかったのに一番シェアを持っている歪な状況だったので開発には苦労しました。今や、EdgeもChromeベースとなりChromeとEdgeに対応するのはだいぶ簡単になったはずです。
無駄にIE11 をサポートしたことで、システムメンテナンスを含めて、開発費用が上がりそうに思います。

2020年7月3日金曜日

学校・子ども応援サポーター人材バンク

Yahooニュースの記事を読むまで全く気づきませんでした。

■文部科学省:学校・子ども応援サポーター人材バンク
<https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00012.html>

政府による自粛要請後、それなりに調べてたと思っていましたが、拾い切れていなかったようです。

とりあえず、今年度から小学校で必修になったプログラミングとICT周りの設定で力になれそうだったので、登録してみました。
どんな感じで、連絡来るんでしょうね。進展あったら、再度、記事にしたいと思います。

2020年6月30日火曜日

SIMカードロック

気になる記事を発見しました。

■IT media:「世界一受けたい授業」が紹介した「SIMカードロック」でトラブル相次ぐ
<https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/29/news092.html>

世界一受けたい授業は、比較的好きな番組でよく見るんですが、この回は見逃していました。しかし、まさか専門家を名乗る人が、今時、PINロックとは・・・本当に専門家?または、10年以上前の話ですよね?と言いたくなるレベルです。

ちなみに、私は10年以上前に海外向けの携帯電話(GSM)の開発に関わっていたので、SIMカードロック(以降、PINロック)については、基本知識として知っていました。

ただ、この機能は、第2、2.5世代の携帯電話(GSMなど)向けに考えられた機能です。その当時、携帯電話を買い替えると電話帳データの移行が大変でした。そのため、SIMカードに電話帳を50件登録可能にしました。
また、海外では、当時からSIMフリーは当たり前だったため、SIMを差し回すことはかなり一般的な使い方でした。そのセキュリティ対策としてPINロック機能がありました。

当時の使い方(特に海外)では、それなりの需要や重要性がありました。ただ、今の時代で考えるとはっきり言って不要な機能だと思います。SIMカードの標準規格があり、過去の遺産として残っているだけの機能です。

では、なぜ廃れてしまったのか?それは、現代で考えてみるとこの機能は、メリットのわりにデメリットが大きすぎる点にあります。

■メリット

  • SIMを入れ替えてもすぐに電話が掛けられる。(ただしSIMに保存されている50件まで)


■デメリット

  • 50件しか移行できない。
  • 今ならクラウドを介して電話帳データのアップロード、ダウンロードが可能
  • PINコードを3回間違えるとPINロックになる。PUKを正しく入力すれば、復旧可能。この状態ならキャリアショップ等で解除できると思います。
  • PINロック状態で、PUKを10回間違えるとSIMロックとなる。復旧不可。SIMの交換必須!!
  • そもそも論でいうと、電話を掛けなくなってきている。


上記のように、かなり怖い機能です。GSMの開発中も動作確認で海外SIMをよく使いましたが、取り扱いは要注意でした。PINロックの試験もあって、PUKで解除するんですが、間違えないようにかなり慎重にやった記憶があります。

確かに、上記機能が何なのかを解ったうえで、PINを使ったセキュリティロックを掛けるのは良いです。ただ専門家を名乗る人が、それをTVで安直に言ってしまうレベルの物でもありません。
海外でGSMの時代に、日本は、所謂ガラケー時代だったため、独自の携帯電話文化でした。そのため、SIMの関しての知識が海外の人と比べると非常に少ないため、注意して発言してもらいたいものです。

私もGSMの開発に関わっていなければ、PINロック機能なんて知らなかったと思います。専門家を名乗るなら、こんな機能でセキュリティが増しますよ!だけでなく、TVで紹介する=基礎知識のない人も見ている事を意識して発言して欲しいものです。

それなりに知っている事だったので、少し長めに書きましたが、TVの影響力ってまだまだ大きいんだなと思った出来事でした。

2020年6月25日木曜日

進化論の誤用

進化論はご存知でしょうか?

ダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」と言ったと言われています。

実は、この文章はある首相が行った国会での演説の一節です。改革なくして成長なし!を印象づけるために用いられました。ただ、ある意味分かり易かった(もしくはインパクトが強かった)のか、今でもこの文言は、ダーウィンが残した言葉として、改革好きの経営者や政治家、学者、メディア等に引用されています。ちなみに、私もこれで覚えていました。

ただ、もう少し冷静に考えなおしてみると違うことに気づきます。

■東北大学教授 千葉聡
<https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70729>

詳しくは上記URLに譲りますが、元となった発言はダーウィンの物ですらありませんでした。人からの伝聞効果って凄いなと思った次第です。

2020年6月23日火曜日

日本の「富岳」がスパコン世界ランキング1位

嬉しいニュースが飛び込んできました。

■PC Watch
<https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1260702.html>

一部抜粋
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スパコン世界ランキングを年2回に分けて掲載しているTOP500は、第55回目となる6月のランキングを発表した。

 1位は富士通と理化学研究所が開発した国産スパコンの「富岳」となり、演算性能を競うHigh Performance Linpack(HPL)での結果は415.5PFLOPSで、前回(2019年11月)1位で今回は2位となったIBM製Summitの148.8PFLOPSから約2.8倍と、大きな性能差を見せる結果となった。
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2位と2.8倍差と圧倒的な性能差。本当にすごいですね!?


ちなみにこれを使って、コロナウイルス関連の研究も始まっているようです。
■PC Watch

2020年6月15日月曜日

2030 SDGs 公認ファシリテーター資格の取得

東京は4月から緊急事態宣言が発出されたため、当塾も5月末まで休講しました。
無事、6月から開始ししました。ただし、今日の本題は、別件です。


2019年12月に体験した「カードゲーム2030 SDGs」に感銘を受け、是非自分でもやってみたいと思い立ちました。ただ、凄い人気の講座だったため、2月頃に申し込んでようやく6月の第2週に受講できました。

また世の中の情勢から3.5日間の完全オンライン講座でした。
※緊急事態宣言は解除されたが、他県への移動の自粛要請はまだ解除されていない時期

一言でいうと「ずっとオンラインは、すげ~~~疲れる・・・」
疲労感が半端なく、終ると毎日へとへとでした。

ただ、ZOOMを本格的には使ったことなかったですが、ブレイクアウトルーム機能などかなりいい感じですね。話題になるはずです。

講座は、これ最後まで持つのか!と心配でしたが、無事2030 SDGs 公認ファシリテータ―の資格を取得しました!!久々の試験で、すげ~緊張した。

まだ、世の中がこんな状況なので、対面でのワークショップは難しいと思いますが、これをきっかけにSDGsについての理解を深め、世の中への普及の一助になればと思っています。

2020年4月10日金曜日

理研、スパコン「富岳」を新型コロナウイルス研究のために優先利用可能に

日本製スーパーコンピュータである「富岳」ですが、新型コロナウィルス研究のために優先利用が可能になったそうです。

■PC Watch
<https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1245426.html>

記事の中では「2021年度の共用開始を目指し開発・整備が進められており、2020年度から一部のノードで試行的利用が開始される予定となっている。」とあるので、一部前倒しで急ピッチに作業を進めたと思われます。

技術者の方の日々の努力に感謝です。

2020年4月4日土曜日

未解決の難問 ABC予想が解決

世間のニュースは、新型コロナウィルス一色ですが、人類史レベルの問題が解決したようです。

■朝日新聞デジタル:ABC予想とは? 「最も重要な未解決問題」に終止符

a+b=cという単純な足し算から始まる。正の整数aと整数bの「和」であるcと、三つの数a、b、cそれぞれの素因数の「積」を考えた時、和と積の間に、ある特別な関係があることを示している。

具体的に言うと以下のとおりとなる。
・a=1、b=8で考えると、aとbの和は「1+8=9」なので、c=【9】
・b=8は「2×2×2」と素因数分解できるので素因数は【2】
・c=9は「3×3」で素因数は【3】
・aは1なので素因数はない。
・a、b、cそれぞれの素因数の積は「2×3=6」

上記の場合、和であるc=【9】と、積である【6】を比べると和が積より大きい。
しかし、無数にあるa、b、cの組み合わせのほとんどで、積が和より大きくなる。ABC予想は、和が積より大きくなるのはとても珍しいという。
足し算とかけ算の大小を比較しているだけなのに、証明するのはとても難しい。

また、この論文が凄いのは20年以上かけて論文を完成させて、その論文が正しいのか数学の専門家が査読に8年かけたことです。

ちなみに、個人的に一番凄さが伝わって分かり易かったサイトは以下です。

■ABC予想の解決がどれくらいすごいかをエンジニア向けに解説してみる

以下は、一部抜粋(原文そのまま)
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・例えるならば、フェルマーの最終定理が、囲碁で AI が人間に勝つことレベルだとすると、 ABC 予想の解決は、ドラえもんを作るくらい難しいです。それに成功しました(ヤバい)

・まだ計算機がネットに繋がっていない時代に、いちからハードと OS とクラウドサービスつくって、「初めてeメールでの通信に成功しました!」という感じなのが、今回の偉業です。
この研究が本当にすごいのは、技術的には「ドラえもんを作るレベルの偉業」を成し遂げたにもかかわらず、サービス的には「初めてのeメールに成功」程度でしか無いという点です。
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上記でドラえもん並みに凄いって言っているのは何故かというと「ABC予想が正しければ……」と、ABC予想を前提とした研究が数多くあるということです。つまり、証明されていない理論を前提にした論文が多数あり、それら全てを証明する助けになるってことですね。それをABC予想=ドラえもんに置き換えて表現しているのが秀逸かなと思いました。
※ちなみに文中で出て来る「フェルマーの最終定理」も数学の超難問ですが、ABC予想を使うと数ページに集約できるようになるそうです。それがどれだけ凄いのかは、専門家ではないのでわかりませんが、かなり凄いことだけはわかります。

まじで、凄い偉業ですが全くニュースになってませんね。

夏休みイベント 親子で学ぶSDGs(ワークブック付き) ■対象:小学3年生~

   7/30(日)に、夏休みイベントとして「親子で学ぶSDGs」を実施します。 今年は夏休み期間中に2回開催(7月と8月)しようと思います。2回目は、お盆期間の金曜日です。ご都合の良い方は是非ご参加いただければと思います。自由研究もついでに終わらせちゃいましょう。 ご予約・イベ...